5月8日。深大寺手作り市会場の一角で
「福島復興支援ワークショップ」を実施しました。
大学時代のクラスメートだった郡山出身の古川くんに無理を言って、当日会場に来てもらいました。
上のポスターは彼にお願いしたものです。立派なものをつくってくれました。
震災後初めて会うことができました。
地震の時は、郡山で運転中だったそうです。
ハンドルを握っていないと吹っ飛ばされるくらいの、今までに体感したことのない揺れだったそうです。
幸い、本人はもとよりご家族や知人の方などは無事だったとのことで良かったのですが、
原発の事故により、まさに「四重苦」の被害を被ることになってしまった福島。
自分自身も昨年、消防の旅行で東山温泉に行ったばかりで、また郡山に古川くんがいるという
身近さに、何もしていないことが苦痛に思える日々が続いていました。
そして、
ワークショップの内容を考えてくださったのが、消しゴムはんこのちいろさんとご主人のヒラジさん。
今自分たちにできることはなんだろう。手作り市でできることはなんだろう。
そんなことをご夫妻に投げかけて準備をしていただきました。
深大寺手作り市と福島復興支援ワークショップを当日生中継で調布FMさんに放送していただきました。
左から、ちいろさん、レポーターのやまべさん、古川くん、ヒラジさん
中継終了後、やまべさんにも「言葉の花」を書いていただきました。
あじさいに見立てた言葉の花が咲きます。
言葉の力って、大きい。と思います。そして想いをカタチに残すことも。
お子さんたちが書いてくれた字。そのひとつひとつにあたたかいものを感じました。
もちろん、福島の皆さんと僕ら東京の人間とは、今でも、いやこの日よりももっと
気持ちの乖離は広がっているかもしれません。
知らず知らずのうち、だんだんと僕らは震災そのものの記憶が薄まって
しまっているのではないかとも思います。
今でも居を移すこともできず、見えない敵とこれからいつ収束するかもわからない中で
闘っていかなければならない人たちがいるということを、このレポを書きながら自分も再認識しました。
ワークショップが終了し、この言葉の花たちを古川くんに託し、後日郡山にある避難所に
届けていただきました。
ワークショップで多くの方に書いていただいた言葉の花はたしかに被災された皆さんのもとに届きました。
参加してくださった皆さん、そして、ワークショップをサポートしてくれた古川くん、ヒラジさん、ちいろさんには
本当に感謝という言葉しかありません。
気持ちや想いがつながる手作り市で、このような企画ができて本当に良かったと思います。
ヒラジさんもおっしゃっていたのですが、気持ちの整理やもやもやしていたものが、この時点で
いったん解消されました。
でも、これで終りではありません。
今後も様々な視点から継続的なサポートを企画できたらと思います。
ブログのランキングに参加しております!
応援の程、宜しくお願い致します♪